マレーシアは車社会

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こんにちは、このブログではマレーシアの交通に関するいくつかのトピックについて紹介します。マレーシアは東南アジアの国で、日本とは文化や習慣が異なります。そのため、マレーシアで車やバイクに乗るときは、注意しなければならないことがあります。以下の内容を参考にして、マレーシアでの交通事情を知っておきましょう。

マレーシアの道路事情

マレーシアは日本と同じ左ハンドル、左側走行ですが、信号や横断歩道が少なく、歩道がないところも多いです。また、普通の道路が急に高速道路になったりする場所もあります。

 

マレーシアは基本的に車社会ですが、歩行者のことはあまり考慮されていません。車にとって都合が良い状態になるように作られている道路が多いです。

マレーシアの道路事情は世界で12番目に悪いという調査結果が出ています。渋滞や事故が多く、道路の状態も悪いことが原因です。

マレーシアでは一日の内で何度も渋滞が起こることがあり、その渋滞の様子はいつ見てもひどいものです。皆、我先にと、車線を全く無視して車がぎゅうぎゅう詰めになっている光景は日常茶飯事です。

 

マレーシアでのバイクは危険

マレーシアではバイクに乗ることはとても危険です。マレーシアの交通事故死亡者の半数以上はバイク運転者と言われています。自分が気をつけていても巻き込まれる可能性があります。

マレーシアではバイクが渋滞をすいすい高速で抜けていくことが多いですが、それが事故の原因になります。半分以上のバイクドライバーは信号無視をしますし、一方通行の多いマレーシアの道を平気で逆走します。例え、そこが高速道路であっても。

 

マレーシアでは雨が降った場合は、カッパを装着しますが、たいていはすぐ止むため、半分以上のドライバーは橋の下で待機します。走行中の転倒は命にかかわるため、ドライバーは長袖、長ズボンを着ています。高速は2人乗り禁止ですが、無視しているドライバーもいます。

マレーシアではバイクに乗った人自体が危険という例もあります。ひったくりや強盗の犯人がバイクに乗っていることが多く、窓から見えるところにカバンを置いていると、バイクに乗った人が走りながら奪っていくことがあります。被害者はなす術がありません。

また、マレーシアでは、未婚の男女が1台のバイクに2人乗りすることがイスラム法で禁じられていることもあります

マレーシアの国産車は?

マレーシアにはプロドゥアとプロトンという2つの国産車メーカーがあります。プロドゥアはダイハツと提携しており、フレーム等はトヨタのパッソを採用しています。プロトンは元マハティール首相が創設したメーカーで、ミツビシと提携しています。

 

マレーシアの国産車はカジュアルな印象で、日本車よりも全体的に低価格です。100~200万円ほどで、4~7人乗り、エンジンサイズは1000~1500ccを選ぶことができます。マレーシアでは排気量が累乗課税の対象になっており、2000ccを超えてくると税金が高くなるので、1500cc以内が維持しやすく人気があります。

マレーシアの国産車の中でも人気の車種は、プロドゥアのマイヴィとプロトンのサガです。マイヴィは5人乗りのコンパクトカーで、見た目はトヨタのパッソに似ています。サガは4ドアのセダンで、見た目はミツビシのミラージュに似ています。

マレーシアの国産車は品質も良く、日本車にこだわらなくてもいいという人も多いです。車内は広く、加速もしっかりとしていて乗り心地がよいです。メンテナンスも早くて安く、部品代も安いです。売りたいときにも早く売れて、価格も大幅な値下げがなく売れるのは良い点です。

マレーシアでの日本車の値段

マレーシアで走っている日本車は、トヨタ、ホンダ、マツダ、日産、三菱、ダイハツ、スズキの順に多い印象です。SUV車が人気で街なかでよく見かけます。

 

マレーシアでの日本車の値段は、日本よりも高いです。マレーシアでは輸入車に高い関税がかかるため、日本車は高級車として扱われます。例えば、トヨタのカローラは日本で200万円ほどですが、マレーシアでは400万円ほどです。

マレーシアでの日本車のメリットは、品質が高く、故障が少ないことです。また、日本車は現地の人にも人気があり、売却時の価格が高いこともあります。デメリットは、部品代が高いことや、部品が手に入らないことがあるこ

マレーシアの中古車の値段の相場

マレーシアの中古車市場は活発で、様々な車種や年式の車が売買されています。中古車の値段は、車種や年式、走行距離、車の状態、オプションなどによって変わりますが、一般的な相場は以下の通りです。

 

マレーシアの国産車の中古車は、新車よりも約30~50%安くなります。例えば、プロドゥアのマイヴィは新車で約100万円ですが、中古車では約50~70万円です。プロトンのサガは新車で約80万円ですが、中古車では約40~60万円です。

日本車の中古車は、新車よりも約20~40%安くなります。例えば、トヨタのカローラは新車で約400万円ですが、中古車では約240~320万円です。ホンダのシティは新車で約300万円ですが、中古車では約180~240万円です。

中古車を購入する際は、車の状態をよくチェックすることが重要です。事故歴や修理歴、エンジンやブレーキの状態などを確認して、適正な価格であるか判断しましょう。また、中古車の登録や保険などの手続きも必要です。

マレーシアで免許を取る金額や言語

マレーシアで車やバイクに乗るには、マレーシアの運転免許が必要です。日本の運転免許はマレーシアでは有効ではありません。マレーシアの運転免許は、自動車とオートバイの2種類があります。

 

マレーシアの運転免許を取得するには、運転教習所に通う必要があります。運転教習所は、マレーシア全土に多数ありますが、日本語や英語で教えてくれるところは少ないです。運転教習所の料金は、自動車で約1000~1500リンギット(約2.5~3.8万円)、オートバイで約500~800リンギット(約1.3~2万円)です。マレーシアの運転免許は、学科試験と実技試験に合格した後、免許証を発行してもらう必要があります。免許証の発行料は、自動車で約300リンギット(約0.8万円)、オートバイで約150リンギット(約0.4万円)です。免許証は5年間有効で、更新する必要があります。

以上が、マレーシアの交通に関するいくつかのトピックでした。マレーシアで車やバイクに乗るときは、注意深く運転しましょう。マレーシアの交通事情に慣れるまでは、タクシーや電車、バスなどの公共交通機関を利用するのもおすすめです。マレーシアでの交通を楽しみましょう。