電車での移動が多い人はICカード一択

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バンコクで電車のチケットを購入する際、日本みたいに料金表を見て目的地の料金のチケットを購入するのではなく、販売機で目的地を選んで購入するかチケットオフィスで行き先を伝えて購入するかしかありません。一見便利のように思いますが、券売機は路線図が分かっていないと探すだけで時間がかかるのと、iPhone4並のスピードでしか動かないのでセッカチの人は、かなりストレスに感じるかもしれません。 チケットオフィスは、場所にもよりますが毎回行列が出来ていて通勤通学時間などと重なると購入するだけで10分以上かかってしまいます。 そんな時便利なのがICカード。 今回はICカードの購入方法を紹介します。

 

バンコクの電車BTS(高架鉄道・スカイトレイン)とMRT(地下鉄)は、日本のSuicaのようなICカード・電子マネーカードを利用できます。BTSではラビットカード、MRTではMRTカードというICカードがあり、誰でも簡単に作成できます(外国人は購入時パスポートの提示を求められます)。これらのカードは、バンコク在住者だけでなく、電車を何度も利用する予定の旅行者にとっても便利です。

ラビットカード(BTS用)

  • 作り方:
    • BTSのどの駅でもラビットカードを作成できます。改札の横にあるチケットオフィスで作成できます。英語で「ラビットカード、プリーズ」と伝えれば、発音が悪くても察してくれます。
    • ラビットカードの作成には発行手数料80バーツと初回チャージ料100バーツの合計180バーツがかかります。チャージしたい分の料金も同時に支払えます。
  • チャージ方法:
    • チケットオフィスでチャージできます。最低100バーツからチャージ可能で、窓口の人にラビットカードとチャージしたい金額を伝えれば察してくれて、チャージしてくれます。
  • 使い方:
    • ラビットカードを改札の上部にタッチすれば改札が開き、ホームに行けます。目的地に着いて駅を出る際も同様にタッチすれば改札が開きます.
  • お得な利用:
    • ラビットカードはショッピングでも使えます。タイのマクドナルドやスターバックス、一部のフードコートで支払いができます。また、ポイントをためることもできます.   

MRTカード(MRT用)

  • 作り方:
    • MRTのどの駅でもMRTカードを作成できます。改札の横にあるチケットオフィスで作成できます。窓口で「カード、プリーズ」と言えば発音が悪くても察してくれます。
    • MRTカードの作成には発行手数料30バーツ、デポジット50バーツ、初回チャージ料100バーツの計180バーツがかかります。デポジットの50バーツはカードを返却したら返金されます。
  • チャージ方法:
    • チケットオフィスでチャージできます。窓口の人にチャージしたい金額を渡せば察してくれて、チャージしてくれます。
  • 使い方:
    • MRTカードを改札にタッチすれば改札が開き、ホームに行けます。駅から出る際も同様にタッチすれば改札が開きます.                                      (MRTはクレカが使えるようになったので、ICカードを購入しなくても同じように利用できます)

バンコクの電車を利用する際は、これらのICカードを活用してスムーズに移動しましょう!