GHQによって「塩抜きの刑」塩を抜かれた日本人について少しだけ触れていきます。 1971年から1997年までの26年間、日本人全員が塩抜きの刑に(一気に抜くことをせず、緩やかに抜く方法として99.9%まで精製した塩を食べさせるというやり方・・・)この間99.9%の塩しか食べることが出来ず、それが原因で高血圧の人が増え,昔の人と比べて体力的気力的に衰えてしまったと考えられています。 つまり塩が悪いのではなく、この時のミネラルの入っていない塩がいけなかったんです。それまでは、日本人は普通に生活していたのですから。 おっとそうそう、沖縄だけはこの26年間は海塩を食べていたんだった。その時の沖縄は健康長寿だったのを覚えている人も少なくないかと、、、
塩抜きの刑とは:塩分摂取の重要性
塩分は人間の生命活動に不可欠なミネラルであり、体液のバランスを保つために必要です。しかし、塩分を摂取しないことによる「塩抜きの刑」は、過去には極めて過酷な刑罰として用いられたことがあります。江戸時代や戦後のシベリアで拷問の一種として行われた、食事から一切の塩分を抜く方法です。この刑にすると、収容人は一気に元気がなくなり、倒れていったそうです。塩を抜き続けることで、生命の維持が難しくなるレベルで倒れてしまうとされています。体力だけでなく気力もなくなってしまいます・・この刑罰は世界中で行われていました。 ここでボクがいつも思っていることなのですが、病院の食事には、めちゃくちゃクエスチョンマークしか思い浮かばないんです。元気にしなきゃならないのに、塩分を減らして弱らせているのですから・・・
人体における塩分の役割
人体の体液は約0.9%の塩分を含み、海水と同じ割合でミネラルが含まれています。塩分はナトリウムと塩素から成り、ナトリウムは細胞外液の浸透圧を維持し、血圧を調節する役割を果たします。また、塩素は胃酸の生成に関与し、消化や殺菌に重要な役割を担っています。
塩分不足による症状
塩分不足は、疲労感、食欲不振、血液濃縮、頭痛、吐き気、筋肉のけいれんなどの症状を引き起こす可能性があります。特に、熱中症や低ナトリウム血症など、重篤な症状に至ることもあるため注意が必要です。
日本における塩分摂取の歴史
日本では、昔から塩分摂取量が多いことで知られています。現代でも日本人の1日の平均塩分摂取量は約9.9gとされ、他国と比較しても高い水準にあります。昔の日本人は、塩分を多く摂取することで、体力や免疫力を維持し、強靭な体質を築いていたと考えられます。
現代における塩分摂取の課題
しかし、現代では塩分の摂り過ぎが高血圧などの生活習慣病のリスクを高めるとされており、適切な塩分摂取量の管理が求められています。日本高血圧学会では、塩分摂取量を1日6.0g未満に抑えることを推奨しています。
まとめ
塩分は生命維持に必要な要素でありながら、その摂取量は健康に大きな影響を及ぼします。過去には「塩抜きの刑」として使用されたこともあり、その過酷さが人体に及ぼす影響の大きさを物語っています。現代においては、塩分摂取量の適正化が、健康維持のための重要な課題となっていると思います。