グリドルとは、鉄板の上で食材を焼く調理器具のことです。グリドルは、ホットケーキやハンバーガー、ステーキなど様々な料理に使えますが、正しく取り扱わないと、鉄板が錆びたり、食材がこびりついたりする可能性があります。そこで、グリドルの使い初めにやること、グリドルを使った後のメンテナンス、一日の終わりにやらなければならないことなどを以下にまとめました。
グリドルの使い初めにやること
グリドルを購入したら、まずは水洗いしてください。水洗いすることで、工場で付いた油分やほこりを落とすことができます。水洗いしたら、乾いた布で水気を拭き取ります。
次に、グリドルの鉄板に油を塗ります。油を塗ることで、鉄板に保護膜を作り、錆びや焦げ付きを防ぐことができます。油は、サラダ油やごま油などの植物油がおすすめです。油は、キッチンペーパーに染み込ませて、鉄板全体に薄く塗ります。
最後に、グリドルを加熱します。加熱することで、油が鉄板になじみ、さらに保護膜を強化することができます。グリドルを最高温度に設定して、10分ほど加熱します。加熱中は、油が煙になったり、匂いが出たりすることがありますが、異常ではありません。加熱したら、グリドルを冷ましてください。これで、グリドルの使い初めの準備は完了です。
グリドルを使った後のメンテナンス
グリドルを使った後は、必ず掃除してください。掃除することで、食材の残りや油汚れを落とし、グリドルの寿命を延ばすことができます。掃除するときは、以下の手順に従ってください。
まず、グリドルを冷まします。グリドルが熱いうちに水をかけたり、洗剤を使ったりすると、鉄板が変色したり、剥がれたりする可能性があります。グリドルがぬるま湯程度に冷めたら、掃除を始めます。
次に、グリドルの鉄板に水をかけます。水をかけることで、鉄板に付いた食材や油を浮かせることができます。水は、ぬるま湯がおすすめです。水は、スプレーボトルやコップなどで、鉄板全体にかけます。
次に、グリドルの鉄板をこすります。こすりすることで、水で浮かせた食材や油を落とすことができます。こすりには、ナイロン製のスポンジやブラシがおすすめです。金属製のスポンジやブラシは、鉄板を傷つける可能性があります。こすりには、洗剤は使わないでください。洗剤は、鉄板の保護膜を落とすことがあります。こすりは、鉄板全体をやさしくこすります。
最後に、グリドルの鉄板を拭きます。拭くことで、水気や汚れを拭き取ることができます。拭きには、乾いた布やキッチンペーパーがおすすめです。拭きは、鉄板全体をしっかりと拭きます。
一日の終わりにやらなければならないこと
一日の終わりには、グリドルの鉄板に再び油を塗ります。油を塗ることで、鉄板の保護膜を維持し、次回の使用時にも錆びや焦げ付きを防ぐことができます。油は、前述の通り、植物油がおすすめです。油は、キッチンペーパーに染み込ませて、鉄板全体に薄く塗ります。これで、グリドルの一日の終わりのメンテナンスは完了です。
グリドルは、正しく取り扱うことで、美味しい料理を作るのに役立つ調理器具です。グリドルの使い初めにやること、グリドルを使った後のメンテナンス、一日の終わりにやらなければならないことを覚えて、グリドルを大切に使ってください。