マレーシアの果物事情

マレーシア

マレーシアの果物は、色とりどりで魅力的です。朝市やスーパーで手軽に買えるので、旅行中にぜひ試してみてください。ここでは、マレーシアでよく食べられている果物や、ジュースにすると美味しい果物を紹介します。また、値段や旬の時期も参考にしてください。

マレーシアでよく食べられている果物

 

マレーシアでは、バナナやマンゴー、パイナップル、オレンジなどの定番の果物はもちろん、南国ならではの珍しい果物もたくさんあります。例えば、以下のような果物があります。

  • ドリアン:マレーシアの国民的な果物で、果物の王様と呼ばれます。強烈な臭いが特徴で、好き嫌いが分かれますが、中身はとてもクリーミーで甘いです。シーズンは年に2回あり、12月〜1月頃、5月中旬〜8月頃です。
  • マンゴスチン:果物の女王と呼ばれるマンゴスチンは、紫色の皮の中に白い実が入っています。みずみずしい甘酸っぱさがクセになります。シーズンは7月〜8月、1月に多く見かけます。
  • ランブータン:赤い毛に覆われたランブータンは、手で皮を剥いて食べます。白い実はライチに似ていますが、もっと甘いです。シーズンは年2回、1〜2月の雨季と、乾季の7月頃です。
  • ジャックフルーツ:世界一大きい果物としてギネスブックに載ったジャックフルーツは、ドリアンに似ていますが、繊維質が多い食感です。カリウムやカルシウムなどの栄養素が豊富です。シーズンは5月〜9月、1〜2月の2回です。
  • パッションフルーツ:日本語で時計草と呼ばれるパッションフルーツは、黄色い皮の中に黒い種と酸っぱい果汁が入っています。ビタミンCや食物繊維が多く含まれています。シーズンは4月〜6月、10月〜12月です。

ジュースにすると美味しい果物

  

マレーシアでは、果物をジュースにして飲むこともよくあります。暑い気候には、冷たくてさっぱりしたジュースがぴったりです。ジュースにすると美味しい果物は以下の通りです。

  • ドラゴンフルーツ:赤い皮と白い実に黒い種が散らばったドラゴンフルーツは、見た目も鮮やかです。鉄分やビタミンCが豊富で、抗酸化作用があります。ジュースにすると、さわやかな甘さが楽しめます。シーズンは5月〜8月、11月〜2月です。
  • スネークフルーツ:蛇の皮のような皮に包まれたスネークフルーツは、手で剥いて食べます。黄色い実はパイナップルのような酸味と甘みがあります。ジュースにすると、爽快な味わいになります。シーズンは4月〜6月、10月〜12月です。
  • ランサ:ランサは、小さな丸い果物で、皮は茶色でべとつきます。中には白い実があり、甘くてジューシーです。ジュースにすると、濃厚な風味が楽しめます。シーズンは7月〜9月、1月〜2月です。
  • スターフルーツ:スターフルーツは、星型に切ると可愛い果物です。黄色い皮ごと食べられます。酸っぱくてさっぱりした味です。ジュースにすると、ビタミンCがたっぷり摂れます。シーズンは5月〜8月、11月〜2月です。
  • マンゴー:マンゴーは、とろりとした甘い果物です。グリーンマンゴーとイエローマンゴーがありますが、ジュースにするならイエローマンゴーがおすすめです。ジュースにすると、南国の香りが広がります。シーズンは5月頃と10月頃の年2回です。

値段と旬の時期

マレーシアの果物は、日本に比べてとても安いです。市場やスーパーで買えますが、市場の方が安くて新鮮です。値段は果物の種類や大きさ、シーズンによって変わりますが、一般的には以下のような感じです。

  • ドリアン:1kgでRM15〜30
  • マンゴスチン:1kgでRM4〜10
  • ランブータン:1kgでRM3〜5
  • ジャックフルーツ:1kgでRM5〜10
  • パッションフルーツ:1kgでRM10〜15
  • ドラゴンフルーツ:1kgでRM5〜10
  • スネークフルーツ:1kgでRM5〜10
  • ランサ:1kgでRM5〜10
  • スターフルーツ:1kgでRM3〜5
  • マンゴー:1kgでRM15〜30

マレーシアの果物の旬は、乾季の5月〜8月と雨季の11月〜2月です。この時期の市場は色とりどりの果物が並びます。他にもバナナやパイナップル、スイカなどは年間通して手に入りますが、旬の果物はより甘くて美味しいです。

まとめ

マレーシアの果物は、日本ではなかなか見かけないものも多く、食べるだけで南国気分を味わえます。ジュースにして飲むのもおすすめです。マレーシアに行ったら、ぜひ色々な果物を試してみてください。