マレーシアの甘いもの事情

マレーシア

マレーシアの甘いものの文化について、、、マレーシアで甘いものに囲まれて暮らす

こんにちは、マレーシア在住の私です。今日は、マレーシアの甘いものの文化についてお話ししたいと思います。マレーシアは、多民族国家であり、それぞれの民族が持つ食文化が融合して、独自の味を生み出しています。その中でも、甘いものに関しては、マレーシア人の好みが強く反映されていると感じます。マレーシア人は、年齢や性別を問わず、甘いものが大好きなんです。スーパーに行けば、ホールのケーキが山積みになって売られていますし、飲み物もほとんどが甘いものばかりです。コーヒーや紅茶も、砂糖やコンデンスミルクがたっぷり入っています。甘いお菓子も、ローカルのものから、日本や西洋のものまで、色々な種類があります。マレーシア人は、甘いものを食べることで、幸せや安らぎを感じるのでしょうか。

 

しかし、甘いものの摂りすぎは、健康に悪影響を及ぼすことも事実です。マレーシアは、糖尿病の患者数が世界で第8位にランクされている国です。糖尿病は、心臓病や腎臓病などの重篤な合併症を引き起こす可能性があります。マレーシア政府は、この問題に対処するために、2019年から砂糖税を導入しました。砂糖税とは、砂糖や人工甘味料が含まれる飲料に課される税金のことで、飲料メーカーに負担させることで、消費者の飲料の選択や購買行動に影響を与えることを目的としています。砂糖税の導入により、飲料の価格が上昇し、甘い飲み物の消費量が減少することが期待されています。

 

マレーシアの甘いものの文化は、魅力的で楽しいものですが、健康に配慮することも大切です。甘いものは、ほどほどに楽しむのが一番ですね。私は、甘いものが嫌いでしたが、時々は加糖のコーヒーやジュースを飲むようになってしまいました・・・甘いもの好きの皆さんも、マレーシアの甘いものを楽しみつつ、健康に気を付けてくださいね。それでは、また。