鶏肉は、唐揚げも良いけど焼き鳥がいちばんだな~

料理

焼き鳥の世界へようこそ!鶏肉を丸ごと購入して、自宅で焼き鳥を作るのは、美味しさもそうですが、部位ごとの特徴を楽しむのにも最適です。以下に、鶏肉の部位別の焼き鳥の種類、内臓を使った焼き鳥、希少部位、丸ごと購入のメリットとデメリット、そしてパーツごとの購入の利点について、ご紹介します。

 


鶏肉の部位と焼き鳥

 

正肉(もも肉やむね肉):

  • もも肉: ジューシーで脂肪分が適度にあり、焼き鳥の定番。弾力があり、噛むほどに味わい深い。
  • むね肉: さっぱりとした味わいで、低脂肪。塩焼きやタレ焼きにしても美味しい。
  • ササミ:他の筋肉と違い動かす頻度が少ないため、非常に柔らかいのが特徴。しかし焼きすぎると肉が締まるので、好みによりますが柔らかく仕上げるには焼き加減が難しい部位。

内臓部位:

 

  • レバー: 栄養価が高く、独特の風味があります。しっかりと火を通すことが大切と言われていますが(厚生労働省)、火を入れすぎると肉が締まって独特の歯ごたえになるので、好みによって火入れを調整すると楽しい部位です。
  • ハツ: コリコリとした食感が特徴。ビールのお供にぴったり。
  • 砂肝: シャキシャキとした食感が楽しめ、塩焼きでシンプルに味わうのがおすすめ。
  • セギモ:セギモは、鶏の背中にある腎臓の部分です。濃厚でクリーミーな味わいが特徴で、レバーが苦手な方でも食べやすいと言われています。焼き鳥では、独特の風味を活かすためにシンプルに塩で味付けされることが多いです。
  • ハラミ:鳥ハラミは、鶏の腹部にある肉で、牛のハラミと同じく、柔らかくてジューシーな部位です。脂肪が少なめでヘルシーなので、ダイエット中の方にも人気です。
  • チョウチン:チョウチンは、鶏の卵巣と卵管の部分で、名前の由来は提灯のような形状から来ています。クリーミーでコクのある味わいが特徴で、焼き鳥の中でも珍しい部位として知られています。タレ焼きが一般的。

希少部位の焼き鳥

  • ぼんじり: 鶏の尾の部分で、脂肪が多くジューシー。希少で人気の部位。
  • せせり: セセリは、鶏の首の部分の肉で、非常にジューシーで味わい深いです。筋肉振袖いため、噛むほどに味が出るとも言われています。焼き鳥では、塩焼きやタレ焼きで楽しむことができます。
  • フリソデ:フリソデは、手羽元と胸肉の間にある肩の部分の肉です。もも肉と胸肉の中間のような味わいで、ジューシーかつ旨味があります。焼き鳥では、その豊かな風味を生かすために、シンプルな塩焼きがおすすめです。
  • ソリレス:ソリレスは、鶏の背中の部分の肉で(分かりやすく説明すると、ベルトに乗っかっている脇腹の肉)、しっかりとした食感と深い味わいが楽しめます。焼き鳥では、この部位の肉質を活かすために、じっくりと焼き上げることが多いです。
  • アカ:鶏の太ももの内側の部分で赤みが強く脂肪が少ないため、しっかりとした食感とジューシーさを味わえる部位。濃厚な味わいが特徴なので味付けは塩・醤油・味噌なんでもOKなのがうれしい。

丸ごと購入のメリットとデメリット

メリット:

  • さまざまな部位を味わえる。
  • 一部位だけでなく全体をバランス良く消費できる。
  • 部位によっては、希少で市場に出回らない部分も楽しめる。

デメリット:

  • 保存スペースが必要。
  • 一度に大量の肉を処理する必要がある。
  • すべての部位を均等に消費するのが難しい場合がある。

パーツごとの購入の利点

  • 必要な部位だけを選んで購入できる。
  • 使いたいレシピに合わせて部位を選べる。
  • 保存や処理が簡単。

焼き鳥は各部位の特性を理解し、それぞれの部位が持つ独特の味わいを最大限に引き出す調理法を選ぶことが、一番難しいとこらかな~って思います。希少部位は、一般的なもも肉や胸肉とは異なる独特の食感や味わいがあり、焼き鳥の世界をより深く楽しむためには欠かせない存在です。次回焼き鳥を食べる機会があれば、これらの部位を試してみてはいかがでしょうか。新しい発見と美味しさがあなたを待っています。どうぞ、鶏肉の多様性を存分にお楽しんで貰いたいです!