ご飯は炊きたてより、一度冷ました方が良い??

健康
太りたくないけど御飯大好き!!
そんな時、、、
ご飯は炊きたてより、一度冷ました方が良いと聞いたことあるのでは??
 
お米を炊いてから冷ますと、炭水化物の一部が難消化性デンプン(レジスタントスターチ)に変わるため、血糖値の急上昇を抑えるのに役立ちます。
もう少し詳しく書いていきたいと思います。

炊きたてのご飯と冷ましたご飯の比較

炊きたてのご飯と冷ましたご飯の炭水化物量と難消化性デンプン量の違いを示すグラフを以下に示します。

 

注: 各値はおおよその数値であり、炊き方や米の種類によって変わることがあります。

項目 炊きたてのご飯 冷ましたご飯
総炭水化物 100g 100g
難消化性デンプン 1-2g 3-4g
血糖値上昇指数 高め 低め

ダイエット中や血糖値を気にする人へのアドバイス

  1. 冷ましたご飯の活用: 冷ましたご飯を用いることで、難消化性デンプンの摂取を増やし、血糖値の上昇を抑えられます。これにより満腹感が持続しやすく、過食を防ぐ効果も期待できます。
  2. 冷凍保存のすすめ: 冷ましたご飯は冷凍保存することで風味や栄養を保ちやすくなります。食べる際に電子レンジで加熱すれば、手軽に美味しくいただけます。
  3. 食事のバランス: ご飯だけでなく、野菜やたんぱく質を一緒に摂ることで、栄養バランスの取れた食事を心がけましょう。

ご飯の保存方法

ご飯の保存は冷凍が一番おすすめです。炊いたご飯を冷ます過程で難消化性デンプンが増え、その後冷凍することで風味や食感が保たれます。以下に冷凍保存の手順を紹介します。

  1. ご飯を炊いた後、浅い容器に広げて粗熱を取ります。
  2. ご飯が冷めたら、1食分ずつラップで包みます。
  3. ラップで包んだご飯を冷凍用の保存袋に入れ、冷凍庫に入れます。
  4. 食べる時には、電子レンジで加熱すれば、風味を損なわずに美味しくいただけます。

ダイエット中の人や血糖値を急激に上昇させたくない人は、ぜひ冷ましたご飯を取り入れてみてください。食事の工夫一つで、より健康的な生活を送ることができますよ!